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X1
2010-04-20

日本市場をターゲットに開発。

 4月20日、BMWは新型SUV「BMW X1」を発表した(BMWではSUVをSAVと呼ぶ)。同日付で注文受け付けを開始し、5月末からのデリバリーを予定している。
 X1は、1999年のX5を皮切りにスタートした「Xシリーズ」のエントリーモデル。ボディスタイルはロングエンジンフードとショトオーバーハングで、BMWらしいスポーティなもの。
 フロントのキドニーグリルは大型で、左右のバイキセノンライトとともにSAVに求められる力強さを巧みに表現している。
 開発は日本市場の特性を十分に考慮した上で進められ、全幅1800mm、全高1545mmという、一般的な機械式駐車場におさまるボディサイズとなっているのも特徴だ。
 ラインナップは2L直DOHCを搭載するFRモデル「sDrive18i」と、3L直6DOHCを搭載する4WDモデル「xDrive25i」の2タイプ。「sDrive18i」が363万円、「xDrive25i」が480万円という意欲的なプライスタグも、X1シリーズの魅力を大いに引き立てている。

X1の出来映えに自信を見せるクルーガー社長。

国産SUV派も気になる存在。

 駐車場スペースや道路幅などでクルマのチョイスに制限のあるユーザーにとって、今回のBMW X1の登場はうれしいニュース。全幅1800mm、全高1545mmは、国産SUVのCR-VやRAV4、エクストレイルよりも小さい。戦略的な価格設定もあり、輸入車ファンはもとより、国産SUVを狙っていた人からも十分にターゲットとなりうる存在だ。
 コンパクトなボディサイズでは居住スペースが気になるところだが、X1は高いアイポイントで広い視界をもたらす「セミコマンドシートポジション」や、大人3人がゆったり座れ、最大31度までのリクライニングも可能なリアシートなど、快適性を徹底追求。さらにリアシートは40:20:40の分割可倒式で、さまざまなレジャーやアウトドアアクティビティに対応できる。
 オプションの「電動パノラマガラスサンルーフ」の装着で、室内の開放感をさらに高めることも可能だ。


2Lモデル3Lモデルともに6速ATを搭載。

 メカニズムでは、効率性にすぐれたエンジンと6速ATが特徴。BMWのアイデンティティである前後50:50の重量配分も健在で、オンロードでも“走りを楽しめる”モデルとなっている。最高出力はFR2LモデルのsDrive18iが150psと十分以上のレベル。4WD3LモデルのxDrive25iは218psとなり、さらにパワフルだ。
 xDrive25iが搭載する4WDシステム「xDrive」は、これまで多くのBMW Xシリーズに搭載され、熟成されてきたもの。ステアリング切れ角やホイールの回転速度により車両の不安定な挙動を感知すると、前後への駆動力を瞬時に可変配分し、ロードホールディングを確保する。オフロードや雪道などを走行する機会が多いドライバーで予算が許すなら、xDrive25iをチョイスしたい。
 その他の装備では、xDrive25iのみ、減速エネルギーでバッテリーを充電する「ブレーキエネルギー回生システム」を搭載。HDDナビ「iDrive」は両グレードともオプションとなる。

問い合わせ先

BMWカスタマー・センター 0120-55-3578
http://www.bmw.co.jp/

主要諸元 SPEC DATA

グレード名xDrive25i
全長×全幅×全高(mm)4470 x 1800 x 1545
ホイールベース(mm)2760
トレッド 前/後(mm)1500/1530
車両重量(kg)1710
種類直6DOHC
総排気量(cc)2996
最高出力(kw[ps] / rpm)160(218)/6100
最大トルク(Nm[kgm] / rpm)280(28.6)/2500-3500
駆動方式4WD
トランスミッション6速AT
サスペンション 前 ストラット
サスペンション 後 5リンク
ブレーキ 前/後Vディスク/Vディスク
タイヤサイズ225/50R17
車両価格(税込み・単位=万円)480.0