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エンジンルーム
エンジンルーム
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カマロ
2010-03-08

採点表

8
動力性能
パワーに不満なし。
8
操縦安定性
フラットなコーナリングに好感。
7
パッケージング
操作系にひと工夫欲しいところ。
8
安全性能
横滑り防止機能のスタビリトラックを標準装備。
7
環境性能
頑張りは感じる。
8
総合評価
アメリカンスポーツの新たな姿を提示。

7年ぶり復活のアメリカンスポーツモデル。

 1967年に初代が登場したカマロ。2002年に4世代目の生産終了後、しばらく間が空いてしまったが、7年ぶりに復活!日本でも20年以上に渡り、累計2万台以上が販売されるなど、多くのファンを持っていたモデルだけに、その登場を心待ちにしていた人も多いのではないだろうか?
 さて、21世紀に生まれ変わったカマロのコンセプトは、新時代のスポーツクーペ。ターゲットユーザーは、40代の歴史あるものへの憧れや、モノに対してのこだわり、周囲を驚かせること、目立つことが好きな、情熱のある行動派の男性という。
 日本導入モデルは、V8 6.2Lエンジン搭載のSS RSとV6 3.2Lエンジン搭載のLT RSの2バリエーション。SSには高いパフォーマンス性能を求めるユーザー、LTには高いコストパフォーマンスを求めるユーザーと、細かいターゲットの設定もなされている。

試乗データ
レポート日:2010-03-08試乗日:2010-02-15
レポート:竹岡 圭試乗地:神奈川県・横浜周辺
撮影:井上雅行天候:晴れ

迫力のビッグサイズボディ。

 ここのところすっかりミニバン尽くしになってしまった日本では、1380mmという背の低さは新鮮な感じで、スポーツカーの匂いをそれだけで感じさせるが、4840mmという全長はまぁいいとして、全幅1915mmは、狭い日本の道では少々使いにくい場面もありそうだ。
 ただ、シートの調整範囲が幅広く作られ、ドライビングポジションがきちんと取れ、お世辞にも見切りがいいと言えないが、座ってしまえばそんなに大きさを感じることはなかった。
 とはいえ、日本に上陸するまでには、紆余曲折があったようだ。ウィンカーやナンバープレートのデザイン等を、日本の法規に合わせるのが大変だったらしい。とはいえ、本来のカマロテイストにはなんら変わりはないので、安心して欲しい。


V8サウンドに酔いしれる。

 ブォ~ン!いきなり音だけでやられてしまった!耳に心地よいサウンドが、心躍らせてくれる。前述した通り、今回はV8とV6の2エンジンバリエーションがやってきたのだが、特にV8サウンドは痺れさせる麻薬を潜ませているようだ。
 V8にはアイシン製の6AT、V6にはGM製の6ATがそれぞれ組み合わされているのだが、どちらもシフトショックもほとんどなくスムーズ。特に300km/hのフルスケールメーターが搭載されているV8は速いっ!パッと踏んだだけですぐに200km/hは出ちゃいそうな勢いである。
 まぁその余りあるパワーも100km/h付近の状態では1600~1800rpmと穏やかなもの。エンジン音も静かで、風切り音のほうが気になるくらいだ。ちなみにご時勢柄気になる燃費の方も、V8で市街地は約6.8km/L、高速走行時は約10.6km/L、V6で市街地は約7.7km/L、高速走行時は約10.6km/L。いずれもアメリカの方式での計測だが、これまでのビッグサイズのアメ車の燃費から考えると、かなり好燃費ではないだろうか。


欧州車を思わせるコーナリングフィール。

 V6搭載車は、ステアリングをパッと切ったときの動きが、やや以前のアメ車っぽいフワフワ感があるが、その後はシャキッとして、欧州車テイストとなる。この辺りは、キャデラックCTS同様に、ヨーロピアンテイストを多分に意識しているのだろう。
 V8搭載車は、V6搭載車以上にメリハリのある走りをエンジョイできた。直進安定性は文句ないし、しっかり感のあるコーナリングフィールは、過去のアメ車を知る者にとっては今昔の感を強く抱くのではないだろうか。アメ車=直線番長という時代は、もう終わったのかもしれない。
 もっとも、スピード域が上がるにつれて、少々微振動が気にならなくはないが、そこまでうるさく言う性格のクルマではないだろう。


個性豊かなインテリアデザイン。

 メーター類が、シフトレバーの前に4つも並び、ちょっとヤンチャな雰囲気が漂う。このあたり、カマロの性格にピッタリ。
 逆に快適装備は豪華仕様となっている。シートヒーターが付いた6WAYの電動レザーシートや、リモートスタート付キーレスエントリー、9スピーカーのプレミアムオーディオシステム等々。
 ただし、エアコンがオートタイプじゃないのがちょっと不思議。アメリカではあまり気にされないのだろうか…?
 使い勝手の面では、スイッチ類が小さかったり、統合されていたりするので、ブラインドタッチで使うには少々慣れが必要かもしれない。でもそんな細かいことは気にしない精神こそ、カマロっぽいのかもしれないが・・・。

問い合わせ先

日本ゼネラルモーターズ(株)カスタマ-アシスタンスセンター 03-6711-5700
http://www.gm-corvette.jp/

主要諸元 SPEC DATA

グレード名
全長×全幅×全高(mm)4840 x 1915 x 1380
ホイールベース(mm)2855
トレッド 前/後(mm)1620/1620
車両重量(kg)1780
種類V8OHV
総排気量(cc)6153
最高出力(kw[ps] / rpm)298(405)/5900
最大トルク(Nm[kgm] / rpm)556(56.7)/4300
駆動方式FR
トランスミッション6速AT
サスペンション 前 ストラット
サスペンション 後 マルチリンク
ブレーキ 前/後Vディスク/Vディスク
タイヤサイズ245/45R20 (前)・ 275/40R20(後)
車両価格(税込み・単位=万円)535.0